DIARYイクラの日報 / イクラのブログ

1兆ドルコーチから学ぶ!

もうすぐ4月が終わります。イクラ株式会社に入社して半年が経ちました。
イクラジオで一人語りしているので是非聴いてみてください。(宣伝です)

イクラ株式会社にはCxOランチ制度というものがあり、毎月月初に申請するとCxOの方々とランチに行くことができます。
今月は坂根さんとCxOランチに行きました。何かおすすめの本はないですか?と尋ねて、
おすすめされたのが「1兆ドルコーチ」でした。
最近、読書熱がそんなになかったのですが、この前のお休みに大阪に来て初めて裁判の傍聴に行ったのですが、その帰りに本屋さんに立ち寄り
前から気になっていた「元彼の遺言状」を買い、そのまま一気読みしました。
完全に傍聴に行った余韻で弁護士系の本を手に取ってしまいました。単純です。
また、読書熱が上がってきたので「1兆ドルコーチ」も一気読みしました。前置き長くてすいません。

今日は「1兆ドルコーチ」を読んでの感想を書きたいと思います。
坂根さんが今まさに取り組んでいることと、この本に書かれていることがほぼ一致していてすごい!と思いました。
(ちなみに坂根さんはこちらの本を読破しておりません。)

特に私の心に残った、2つを抜粋させていただきます。

1、チームをコミュニティする

専門性とビジネススキルを兼ね備えた人材と同じくらい必要なものが「コミュニティ」として機能するチームだ。利害をまとめ、意見の違いは脇に置いて会社のためになることを個人としても集団としても全力で取り組む「コミュニティ」として機能するチームである。

”会社のためになることを個人としても集団としても全力で取り組む”ということは自分のやりたいことがあっても、
会社のために全力で働けという風に聞こえるので「やらされている感」が出るとそもそも人は全力を出せるのか?という問題が出てきます。
しかし、坂根さんが採用時の候補者や、入社後の1on1で一人ひとりに確認していることがあります。
それは、「本人のやりたいことやなりたい姿と、会社のやってほしいことや目標が一致しなければならない」ということです。
一致していれば会社のためにやっていることが自分のためにもなります。全力で仕事に取り組むことで自分のなりたい姿に近づけるのなら、会社にとっても自分にとってもWin-Winだと思いました。

2、コーチから何を得たいのか?

NFLダラス・カウボーイズのコーチを29年間務め、チームを20シーズン連続勝ち越しと2度のスーパーボウル優勝に導いた名将トム・ランドリーの名言だった。「コーチとは、自分がなれると思っている人物になれるように、聞きたくないことを聞かせ、みたくないものを見せてくれる人だ」
〜〜コーチとの関係から最大の価値を引き出すには教えられる側がコーチングを受け入れる姿勢でなくてはならない。

「コーチングを受け入れる姿勢」はかなり重要だと感じました。どんなに優秀なマネジャーでも受け入れる側が拒絶したらコーチングできないです。ひとまず、受け入れるという心構えも必要だと思ったので、入社オンボーディング時に何故、役職者がいるのか?というような内容も含めてお伝えしていきたいです。
もちろん「この人と合う」「この人と合わない」ということはあると思うので、イクラでは2on1(直属の上司との1on1と直属の上司以外の役職者と1on1をする)制度も導入しています。

その他にも、誠実さだとか、愛だとか、そもそもイクラのカルチャーに組み込まれていることがコーチングにおいて大切だと書いてありました。
上手くいかないなぁと思った時には、初心に戻りイクラのアイデンティティを思い返して愛を持って誠実に向き合うことができる、そんなチームでいたいと思いました。

今日のブログは少し真面目っぽくて大満足です。これぞ自己満足。